アロハシャツのサイズスケールは“まちまち”です
多くのブランドは、それぞれの主要顧客層の好みに合わせた図柄や色合いを打ち出していますが、当然ながらサイズスケールについてもそれら顧客層に応じたものとなっています。
たとえば、総じて“豊かな”体躯のハワイアンやサモアン等のパシフィックアイランダー系の顧客が多いブランドのサイズスケールと、白人系さらにはアジア系の顧客層を多く抱えるブランドのサイズスケールとでは、そもそもの設定が大きく異なります。
各サイズスケールのバランスも違います
こういったサイズスケールの違いは、“○○ブランドのLサイズは△△ブランドのMサイズと同等”という様に単純に置き換えられるものではありません。胴回り、胸回り、首回り、袖丈、等々、そもそものバランス設定が異なる場合が多いです。例えば上記の例でいいますと、「自分は日本ではLだけど○○ブランドは大きめらしいのでMを選んだ」「しかし実際に着てみたところ、まだまだブカブカだった」「次の機会ではSを買ってみたら今度は丈が短くてチンチクリンになってしまった」といったような残念な展開になりがちなのです。
ブランド内で複数のサイズスケールを用意している場合もあります
近年、「クラッシックフィット/スリムフィット」等の呼称を用いて、同一ブランド内でサイズスケールを複数展開させるケースが出てきています。(前者の場合はゆったり系で大き目の体躯向き、後者は細めの体躯向き、と解釈されます。)そういった商品は、襟内にそのようなタグ表示が付いていますので、お店で実際に商品を手に取れば識別は可能なのですが、通販の場合ですと一般の消費者にはなかなか分かりづらいのが実情でしょう。
また、さらに複雑なことに、同一商品でも、生地の色によっては異なる縫製工場にて製造され、それらのサイズスケールが統一できていないことがあります。当サイトでは全ての商品・色ごとにサイズを事前検証しておりますので何卒ご安心ください。
肩幅と胴回りは必ず確認しましょう
以上ご説明させていただきましたように、アロハシャツのサイズ設定は非常にわかりづらいものなのです。
ブランドによってスケールが異なり、また同一ブランド内でも複数のスケールを使い分けていたりする…。通信販売にてアロハシャツを購入される場合には、事前にサイズをしっかり確認するようにしましょう。とりわけブランドごとに大きな差が出るのは肩幅と胴回りですので、この2つは必ず“数値で”把握し、普段から着用しているシャツと比較のうえご自身のボディサイズに合うかどうかチェックしてから、ご注文されることを強くお勧めします。
当店は平均的日本人の体型に合いやすいアロハシャツを選んで提供しています
当店はお客様にご案内する商品を選ぶにあたり、世界的に見れば細身である日本人の平均的な体型にも合わせられることを念頭に置いております。サイズチャートでの数値検証だけではなく、現地にて直接、現物をチェックしたうえで販売商品をリストアップしております。また、そもそものサイズバランスが大きい老舗ブランドにつきましては、特別発注により日本向けにリサイズしたオリジナル商品を共同開発するなど、アロハシャツのサイズ選択に関する悩ましさは極力軽減させていただいておりますのでご安心の上、ショッピングをお楽しみください。
ただしそれでも、普段ご愛用のシャツの寸法をご参考に、サイズの数値チェックはご注文前に是非行ってくださいね。