シャツの形に関する用語
ボタンフロント vs プルオーバー
ボタンフロント
襟元から裾までボタンでとめる形。着るときは先ず腕を袖に通します。(例)ワイシャツ
プルオーバー
襟元から胸部までボタンでとめる。着るときは先ず頭からかぶります。(例)ポロシャツ
レギュラーカラー vs ボタンダウン vs オープンカラー
レギュラーカラー
ワイシャツに代表される一般的な襟の形。第一ボタンは首元。襟の開き角度は90度~75度程度です。
ボタンダウン
先端部分をボタンで止める襟のスタイル。レギュラーカラーよりカジュアルな印象。襟の開き角度はレギュラーカラーと同様です。
オープンカラー
襟元が開いており、第一ボタンが首元の下から胸部に来ます。いわゆる開襟シャツ。
ラウンドテイル vs スクエアテイル
ラウンドテイル
シャツの正面部/背後部の裾が弧を描いている形。ワイシャツのように、裾はパンツの中に入れる(タックイン)のが本来の着方です。
スクエアテイル
シャツの裾が正面/背後ともに直線。南方地域の正装のように、裾をパンツの外に出す(タックアウト)着こなしも多く見られます。
生地・仕立てに関する用語
スプーナー・クロス Spooner Kloth
レインスプーナー社が開発/商標登録している混紡素材。独自のコットンとスパン系(短繊維系)ポリエステルの組合せにより、通気性に優れているにもかかわらず型崩れしない、理想のハワイアンシャツが実現しました。また、生地のプリントは洗うほどに徐々にしなやかさを増していくため、とりわけ、柔らかな風合いが魅力のリバースプリントのシャツでは、このスプーナークロスの特長が存分に発揮されています。
リバース・プリント Reverse Print
染色による図柄の生地を「裏返して」縫製に使用する技法。
これによって、本来ビビッドな図柄の生地を、その図柄を生かしたまま、柔らかく周囲に調和した風合いに変えて仕立てることが可能になります。ただし、そのためには本来の表面の染色を、生地の裏面にも「一定の好ましい状態で」浸透させる必要がありますので、高品質の素材と高い染色技術が必要となります。